こんにちは、代表の鈴木です。
秋が深まってきて、サンマが美味しい季節になりました。
サンマを見ると、いつも思い出す出来事があります。
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大学を卒業して就職した社会福祉法人で、最初に配属されたのはヘルパーの部署でした。
外出支援や家事など、できないことだらけで、毎日本当に必死でした。
そんなある日、ある利用者の方の食事介助で、その方がサンマを食べる場面がありました。
当時の私は、サンマの食べ方をよく知らず、身の取り方も順番もわからずにやってしまい、その方から厳しく指摘を受けたのです。
正直、落ち込みもしました。
でも、はっきり指摘されたからこそ、「ちゃんと調べて」「何度も自分で食べてみて」
気づけばサンマが大好きになっていたのです。
その利用者の方には、食事だけでなく、家事や作法についてもたくさんのことを教わりました。
今振り返ると、はっきり言ってくれた言葉のひとつひとつが、今の自分の在り方の原点にもつながっている気がします。
大事なことは、大事だとちゃんと伝える。
間違っていることは、間違っていると伝える。
厳しさは、相手を突き放すためではなく、育てるためでもある。
言い方に気を使わなければいけない時代のようにも感じますが、芯のある言葉はまっすぐ伝わるのだと思います。
あの時教わったのは、そんな「伝え方の作法」だったのかもしれません。
残念ながらその利用者の方は、もう亡くなられていますが、秋になるとサンマを食べながら、あの頃のことを思い出します。
