「余暇活動、大事です!」
みなさんこんにちは。代表の鈴木です。
休みの日や時間のある時、みなさんはどんなことをして過ごしていますか?
一日のリセット、翌日への元気のチャージ、など余暇や趣味の時間は本当に大切・です。
・・と、思いながらなかなかその時間がとれなかったり、どんな風に過ごしていいのかわからない、という方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、福祉制度なども含めた、「余暇の過ごし方」について書きたいと思います。
1.移動支援を利用して過ごす
福祉サービスを利用した余暇の過ごし方として、よく名前があがるのが『移動支援(ガイドヘルパー)』です。
私もヘルパー時代、買い物やプール以外にも、映画に行ったり遊園地に行ったり、ライブに行ったり・・本当にいろいろな経験をさせていただきました。
≪内容≫
①名前の通り、移動を支援=外出の支援をしてくれます。
②自宅にヘルパーさんが迎えに来てくれ、買い物や散歩、プールに行くなどの余暇を一緒に過ごしてくれます。目的地まで安全に気を付けて同行してくれたり、切符を一緒に購入してくれるなどのサポートも受けられますので、外出慣れしていない方も安心です。
≪利用方法≫
①区役所や市役所の窓口に申請に行き、受給者証を発行してもらいます。
②その後、移動支援を提供している事業所と契約をすることで利用することができます。利用できる上限もあり、「月〇〇時間まで」と決まっています。(お住まいの地域によって異なります。)
≪注意点≫
・多くは、交通費や入園料などの実費がヘルパーさんの分も必要になります。
・また、ヘルパーさんもいろいろな方がいるので、もしかすると相性の合わない人との外出になってしまうこともあるかもしれません。
2.障害者手帳を利用して外出する
こちらは必ずしもヘルパーさんとの行動を前提にしているわけではありません
誰かと一緒に外出するのが苦手な方にもおすすめです。
手帳を使っていろいろなところに出かけてみるのも楽しい余暇の過ごし方のひとつになるのではないでしょうか。
≪内容≫
障害者手帳をお持ちの方は、いろいろな施設で割引などが受けられることがあります。
・公営の施設(プールや美術館、動物園など)
・お寺などの拝観料
・カラオケやボーリングなども店舗によっては割引あり
など
≪利用方法≫
施設へ入る際やチケット購入時、会計時に障害者手帳を提示する。
(手帳の割引はご本人だけでなくヘルパーさんなどの介助者も割引が受けられることがあります。詳しくは各施設にお問い合わせください。)
イベントなどへの参加
いろいろなイベントに参加してみるのも楽しいですね。
障害のある方を対象にしたイベントやマルシェなどの出店に福祉事業所が出ていることも多いです。意外な出会いや楽しみがあるかもしれませんよ。
≪イベントのみつけ方≫
・市民新聞などにイベント開催のお知らせ
・「こくちーず」などのイベントを案内しているサイトをみる
好きなことを探してみる
気になったことはとにかくやってみる。
・散歩
・楽器演奏
・カメラ
・物作り
などなど、とにかくまずはいろいろなことをやってみることもいいかもしれません。
相談員に相談する・聞いてみる
これら余暇について、特に制度利用については相談員さんに相談してみてもいいでしょう。
とかく人間はゆとりがなくなるとマイナスなことに目が向きがちです。日々一生懸命仕事をされている方、勉強をされている方、治療に専念されている方。それはそれでもちろん素晴らしいことなのですが、それらが「目的」になっていませんか?
それらは「手段」であって目的は違うものであるかもしれません。みなさん一人一人の状況はわかりませんが、「より良い生活を送りたい」からこそ、仕事や勉強、治療などをするのではないでしょうか。「より良い生活」は張り詰めるばかりでは達成することは難しく、時には力を抜くことも必要です。ぜひ、みなさん一人一人の生活を楽しく充実したものにしてくださいね。
私はというと、今でこそ時間が取りづらくなることもありますが、割といろんなことをして過ごしています。ずっと好きなのはマンガとゲームですが、免許を取り立て頃はドライブにはまり、休みの度にレンタカーを借りてあちこちに出かけていました。ギターにはまっていた頃は夜な夜な練習して、隣の方から苦情を受けたり・・^^;
参考になる部分があれば幸いです。
そんなところで今回もありがとうございました!